日本語で使われる漢字は、音読みという中国語からの字音の読み方がある。特に、呉音という音読みは大体前期中古音からの由来で、漢音というのは大体後期中古音からの由来である。 この論文の目的は前期中古音から呉音にと後期中古音から漢音にの法則と傾向と例外を発見することである。そのために、Pulleyblankによる前期中古音と後期中古音の読み方と加納義光の漢字語源語義辞典からの常用漢字と人名用漢字の呉音と漢音を集める言語資料を分析した。 その言語資料の体系的比較と分析を行う前に、音声学と音韻論の基礎、現代仮名遣いと歴史的仮名遣いの区別、時代を通して日本語の音韻の展開、前期中古音と後期中古音の音韻、前期中古音と呉音の関係と後期中古音と漢音の関係を述べる必要であった。 音声学は調音音声学と国際音声記号(IPA)を中心に、音韻論は音節の構成とモーラ(拍)との区別を中心に解説した。 現代仮名遣いと歴史的仮名遣いの区別に加えて、仮名は何であるかを説明し、日本式ローマ字の方式が体系的比較と分析で用いた理由を説いた。 時代を通して日本語の音韻の展開の章では、Frellesvigによる上代日本語と中古日本語と中世日本語と近世日本語の音韻を一般的に紹介した。外来語の影響によるなどの変化は漢語に関わらないので省いた。 前期中古音の音韻を列挙する前に、前期中古音は何であるかと呉音との関係を説明した。同じく後期中古音の音韻を列挙する前に、後期中古音は何であるかと漢音との関係を説明した。それぞれの章でその説明の後で体系的比較と分析を行った。 前期中古音と呉音と後期中古音と漢音の声母と韻母の体系的比較と分析のおかげで、法則と傾向と例外を発見できた。その結果は今後の研究によって磨かれるだけでなく、前期中古音あるいは後期中古音からの由来の中国語の方言とほかの漢語系の言語(日本語に加えて朝鮮語、ベトナム語、琉球語派)との体系的比較と分析を行い、呉音と漢音の教えで使う可能性がある。

From Early and Late Middle Chinese to Go-on and Kan-on. Rules, tendencies and exceptions

MOSCHI, GIOVANNI
2023/2024

Abstract

日本語で使われる漢字は、音読みという中国語からの字音の読み方がある。特に、呉音という音読みは大体前期中古音からの由来で、漢音というのは大体後期中古音からの由来である。 この論文の目的は前期中古音から呉音にと後期中古音から漢音にの法則と傾向と例外を発見することである。そのために、Pulleyblankによる前期中古音と後期中古音の読み方と加納義光の漢字語源語義辞典からの常用漢字と人名用漢字の呉音と漢音を集める言語資料を分析した。 その言語資料の体系的比較と分析を行う前に、音声学と音韻論の基礎、現代仮名遣いと歴史的仮名遣いの区別、時代を通して日本語の音韻の展開、前期中古音と後期中古音の音韻、前期中古音と呉音の関係と後期中古音と漢音の関係を述べる必要であった。 音声学は調音音声学と国際音声記号(IPA)を中心に、音韻論は音節の構成とモーラ(拍)との区別を中心に解説した。 現代仮名遣いと歴史的仮名遣いの区別に加えて、仮名は何であるかを説明し、日本式ローマ字の方式が体系的比較と分析で用いた理由を説いた。 時代を通して日本語の音韻の展開の章では、Frellesvigによる上代日本語と中古日本語と中世日本語と近世日本語の音韻を一般的に紹介した。外来語の影響によるなどの変化は漢語に関わらないので省いた。 前期中古音の音韻を列挙する前に、前期中古音は何であるかと呉音との関係を説明した。同じく後期中古音の音韻を列挙する前に、後期中古音は何であるかと漢音との関係を説明した。それぞれの章でその説明の後で体系的比較と分析を行った。 前期中古音と呉音と後期中古音と漢音の声母と韻母の体系的比較と分析のおかげで、法則と傾向と例外を発見できた。その結果は今後の研究によって磨かれるだけでなく、前期中古音あるいは後期中古音からの由来の中国語の方言とほかの漢語系の言語(日本語に加えて朝鮮語、ベトナム語、琉球語派)との体系的比較と分析を行い、呉音と漢音の教えで使う可能性がある。
File in questo prodotto:
File Dimensione Formato  
Thesis Moschi Giovanni.pdf

accesso aperto

Dimensione 17.02 MB
Formato Adobe PDF
17.02 MB Adobe PDF Visualizza/Apri

I documenti in UNITESI sono protetti da copyright e tutti i diritti sono riservati, salvo diversa indicazione.

Utilizza questo identificativo per citare o creare un link a questo documento: https://hdl.handle.net/20.500.14247/24333